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zoom RSS 【神奈川中央交通】金目駅

<<   作成日時 : 2014/01/17 08:00   >>

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 かつて、神奈川中央交通では国鉄(JR)と連絡運輸を行っており、連絡社線の拠点に駅を設置し、窓口で連絡乗車券を発売していた。神奈中は旅客扱いのみで、貨物は扱っていなかった。昭和40年代に入ると、バスは整理券方式のワンマン運行、国鉄では自動券売機が普及し、窓口で乗車券を購入することが少なくなった。合理化も進み、自動車駅での窓口が次々と廃止となり、停留所名から「駅」が外された。
 現在も駅が付いている停留所は、平塚市の豊田本郷駅金目駅、伊勢原市の大山駅である。ただし、現在では3駅とも待合所や窓口は残っていない。今回は金目駅について調査した。
 昭和60年9月に日本交通公社から発行された「日本国有鉄道停車場一覧」によると、平塚と南秦野を結ぶ秦野線(延長15.2q)には、金目(平塚から7.9km)、秦野町(同14.5km)、南秦野に駅が設けられた。現在の平71(平塚駅北口〜南平橋〜金目駅〜秦野駅)に該当する。秦野町駅の所在地は秦野市中心部、南秦野駅は秦野市南部と思われる。あるいは、昭和30年に秦野市が市制施行するまで南秦野町があったことに由来するのかもしれない。かつては、区間便として秦41(秦野駅〜金目駅)が設定されていたが、現在は運行していない。どこで折り返していたか不明である。
画像←金目駅を発車する平塚駅北口行

画像←看板建築の店の隣に駅舎があった

 当時は近くに金目村役場があったことから、金目村の拠点として駅が設置されたのであろう。なお、金目村は昭和32年に平塚市と合併した。また、坂東三十三箇所第七番札所の光明寺(金目観音)がある。バス停前の交差点名は「観音橋入口」だ。
 乗車券の発売を中止し、無人化後も駅舎は残っていたが、数年前に解体され、駅舎跡には上屋が設置されている。停留所名は今でも金目駅のままだ。平成24年10月29日から秦野操車所管内の路線は中乗り前降り方式
に変更されたが、金目観音入口交差点があり、停止位置をずらせないため、上屋と乗車口がすれてしまった。
画像←待合スペースに貼られている乗車位置の案内

 利用者が多ければ、神奈中サービスステーションとして残ったのであろう。連絡運輸について、「神奈川中央交通50年史・60年史・70年史・80年史・90年史」のいずれも記述がほとんどなく、「昭和27年に連帯運輸を4路線に拡大」といった程度にとどまっている。民間事業者(しかもバス)も国鉄に貢献してきたのだから、連絡運輸の営業体系、いつまで行っていたかなどについて記録しておく価値があると思う。それにしても、金目駅の窓口で「平塚経由で横浜までの乗車券をください」と言ってみたかった(笑)
画像←光明寺(金目観音)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
西武志賀坂ロッジについて検索していて貴ブロクがヒットし 、埼玉在住の為西武バスの項目を一気に読ませて頂きました。以前は練馬在住だったので石神井やセコニック等も懐かしく拝見しました。中津川の項目では以前車で、長野側まで通行した時とバス停の様子が様変わりしているのに驚きました。 又、一度は行ってみたい、長沢バス停の写真も拝見でき、時間を見つけて訪問したいと思いました。 これからも楽しみに拝見させていただきます。夜分突然のコメント失礼しました。
カレチ
2014/01/19 23:32
> カレチ様
コメントありがとうございます。今後とも当ブログをよろしくお願いします。マイカーで終点巡りをするのと、実際にバスで訪問するのとでは、印象が違うものです。ぜひバスに乗ってお出かけください。
板橋バス太郎
2014/01/20 08:16

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