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zoom RSS 【西武観光バス】中津川線の旅

<<   作成日時 : 2012/10/06 21:40   >>

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 秩父市西部の中津川地区(平成17年までは大滝村)には、西武観光バスの中津川線(三峰口駅〜大輪〜大滝老人福祉センター〜中津川)が乗り入れる。
画像←三国峠側から見た中津川の乗り場。三峰口駅行が待機中

画像←山の上から乗り場を見下ろす

 かつてはひなびた終点だったが、平成6年に埼玉県の「彩の国ふれあいの森」が開設されて一変した。「彩の国ふれあいの森」には森林科学館、宿泊施設「こまどり荘」などがある。乗降場から少し離れた所に「回転広場」と称する折返し場が設置された。このまま進むと長野県境の三国峠だ。
画像←回転場

 さて、中津川線の通し運行は1日4往復。全区間が自由乗降区間で、メロディーバスとなっている。途中の宮平までは三峰口線(三峰口駅〜大輪〜秩父湖)と三峯神社線(急行・西武秩父駅〜三峰口駅〜大輪〜秩父湖〜三峯神社)と並行している。平成22年10月1日から秩父鉄道観光バス川又線(秩父湖〜川又)の廃止に伴い、一部を除いて川又経由となった。また、平成24年4月1日から西武秩父駅発の区間急行が、土休日のみ1往復新設された。西武秩父駅〜三峰口駅間を停車しない。
 三峰口駅を出発すると国道140号線(彩甲斐街道)を進み、秩父湖、三峯神社方面と分かれる宮平のT字路を右折すると大滝老人福祉センターで、左手に折返し場がある。三峰口駅〜大滝老人福祉センター間の区間便も4往復設定されている。
■無人地帯を行く
 小双里(こぞうり)付近からは滝沢ダム(奥秩父もみじ湖)の建設によって新道に付け替えられ、川又を経て大滑までは15キロにわたって停留所がない。112戸がダム建設によって移転し、人家がなくなった。これに伴い、途中の滝ノ沢、浜平、塩沢などの停留所は廃止された。
 ループ橋の雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)の下には、滝沢ダム沿いに九十九折の旧道が見えるが、かつての難所も長大トンネルで抜けてしまう。
画像←バスの車窓から滝沢ダムを見る

 3往復は川又を経由する。川又にはバスの折返し場がある。大滝温泉湯遊館〜秩父湖〜川又間を国道140号線の旧道経由で結ぶ秩父市営バスが4往復運行されている。バスは再び国道140号線を戻り、中津川に向かう県道210号・中津川三峰口停車場線を進む。
 大滑付近で旧道に合流。中津川沿いのカーブが続く。中双里には久々のまとまった集落がある。かつては三峰口駅〜中双里間、大滝役場〜中双里間の折返し便も設定されていた。
 出合からの秩父市道17号線(旧中津川林道)は対向車とすれ違いができないので、出合隧道の入口にはバス運行時間の書いてある看板があり、その時間帯は通行しないように記載されている。絶壁と川に挟まれて拡幅は困難で、かといって新道に付け替えるほどの交通量もない。
 出合から先、日窒鉱山行が分岐していた。中津川線はトンネルの断面が低く、三角バス「BF20」を使用していた。ツーマン運行で非効率なこともあり、中双里〜中津川、出合〜日窒鉱山間は昭和50年3月末で廃止された。しかし、地元の強い要望に加え、道路の改修や車両購入費の補助によって、53年9月に中双里〜中津川の運行を再開した経歴を持つ。中型車(三菱B623B)を使用したワンマン運行(誘導員乗務)となった。
 農林センターから西平付近が中津川集落の中心部で、間もなく終点の中津川に到着する。西武秩父駅から1時間25分、三峰口駅から1時間の長丁場の旅が終わる。
■メロディーバスを使用

 かつては大滝老人福祉センターまでの区間便には大型車を使用していたが、三峯神社線が運行開始したことによって減便され、現在は中型車のみの運用となっている。中型車の中でも、中津川線と三峰口線はメロディーバスのため、スピーカー付きの車両の限定運用となっている。
 写真は平成9年式の日産ディーゼルKC−RM211ESN(富士8E)で、車番は「A7−437」。練馬営業所からの転入車で、正面にサボ受けがないため、「後乗」表記はステッカーだ。後部ガラスには東京バス協会会員証のステッカーが貼ってある。また、座席にも東京バス協会の注意書きがある
画像←中津川線で運用される日産ディーゼルKC−RM211ESN(三峰口駅)

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