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zoom RSS 【成田空港交通】南部工業団地

<<   作成日時 : 2011/07/10 10:12   >>

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 成田空港交通の中で、南部線(成田空港第2旅客ターミナル〜工事局〜南部工業団地)はメイン路線の一つだ。空港南部工業団地は千葉県企業庁が芝山町岩山に整備した工業団地で、全体面積は約41.1ha。プロロジス、郵船ロジスティクス、日新、西日本鉄道、バンテック、関東福山通運を始めとした大手フォワーダーによる空港外保税置場が進出している。
画像←空港南部工業団地を行くバス。フォワーダーが進出(西鉄航空)

 空港南部工業団地への通勤の足を確保するため、成田空港の輸出入貨物を扱う東京エアカーゴ・シティ・ターミナル(本社・千葉県市川市原木、通称・TACT)の子会社である原木ターミナルサービス(BTS)が、成田空港第2旅客ターミナル〜南部工業団地間を運行していた路線がルーツ。国道296号線沿いの「なのはなバス」の向かい側(ヤマト運輸の隣)に車庫を置いていた。
 しかし、TACTはBTSなど小会社5社とともに解散することになったため、平成15年10月1日から成田空港交通が運行することになった。当初は航空科学博物館開館中に限り博物館経由だったが、平成18年9月16日からAMB三里塚までの延長運行に伴い、博物館経由は分離し、博物館線(成田空港第1旅客ターミナル〜成田空港第2旅客ターミナル〜芝山千代田駅〜航空科学博物館〜三里塚〜AMB南三里塚)として独立した。平日朝のみ、博物館線の成田空港第2旅客ターミナル→工事局→南部工業団地→AMB南三里塚→三里塚→工事局→成田空港第2旅客ターミナル系統がある。
 工事局停留所は、芝山千代田駅最寄りで、道路を隔てたところにある。芝山鉄道からバスに乗り継ぐ場合は、地下通路のゲートで検問がある。芝山鉄道は朝夕を除いて40分に1本と運行回数が少なく、乗り継ぎ客はほとんどいない。空港施設の用務客の足として、成田空港第2ターミナル〜工事局間の短距離利用もある。
 県道62号成田・松尾線に出て、JRバス関東多古線(八日市場駅〜多古新町〜三里塚〜JR成田駅)の空港南口停留所を素通りすると南部貨物地区。空港施設内に設置された貨物施設がある。
 次は南部物流停留所で、ここから三里塚方面への県道106号八日市場・佐倉線(旧・国道296号線)が分かれる。南部貨物地区停留所と紛らわしい。
 博物館入口停留所は、その名の通り航空科学博物館が近い。博物館線は運行回数が少ないので、博物館入口から歩いて行くこともできるものの、バスでの来館者自体があまりいないようだ。
画像←南部工業団地(バンテック)の白百合型ポール

 国道296号線と交差する岩山交差点を直進すると、西鉄航空停留所(降車用)となる。すぐに細い道を左に曲がり、さらに曲がるとバンテック停留所で、一応起終点となっているようだ。左折して国道296号線に出たところに、もう一つの西鉄航空停留所(乗車用)がある。行先表示は「南部工業団地」と表示しているが、3箇所ある停留所を総称したもので、博物館入口→西鉄航空(降車用)→バンテック→西鉄航空(乗車用)→博物館入口の順に停車するラケット状の運行だ。西鉄航空(降車用)は4車線道路に停留所があるので、時間調整している姿も見受けられる。西鉄航空(降車用)とバンテックの両停留所は屋根が設置されている。
 なお、バンテックは東急エアカーゴだったが、平成16年に親会社の東京急行電鉄が東急エアカーゴの株式をバンテックへ売却。社名が変更されたため、停留所名も変更された。さらに、平成23年には日立物流に買収されている。
画像←バンテック停留所は屋根が整備されている

 平日朝のラッシュ時は通勤客で混雑し、8時台は4〜15分間隔で7本、9時台は5本運行されており、成田空港を発着する路線の中で最も運行回数が多い。対照的に日中は少なく、土休日は閑散としている。運転手の話によると、平成22年10月18日に羽田空港国際線ターミナルがオープンし、一部の貨物機能が羽田空港へシフトしたこともあり、以前に比べて通勤客は減少しているという。
 平日の朝夕ラッシュ時は4両、日中は2両使用。高速バスの前後に南部線へ乗務するダイヤがある。一方、土休日は2両使用で、間合いに博物館線も入る。三菱KL−MP35JM(28号車)と三菱PJ−MP35JM(27号車)のほか、平日は日野U−HT2MMAA(1号車)と日野KC−HU2MCAA(5号車)が加わる。
画像←南部線で使用される三菱KL−MP35JM(成田営業所)

画像←平日は京成カラーの日野U−HT2MMAAも使用(成田営業所)

 この辺りは貨物施設ばかりのため、当然のことながら人通りは少ない。歩いている人は2件あるコンビニに買い物へ行く従業員ぐらいか。沿線に人家はほとんどなく、おそらく通学定期券購入者はいないと思う。人工的に造られた町なので、車窓に面白みはない。各地に芝山鉄道の延伸を願う看板が設置されているものの、利用者は少ないはずで実現は困難だと思われる。
 各施設には防犯カメラがあり、出入口には警備員も配置されている。周辺地域は過激派に神経を尖らせており、いつまでもフラフラしていると、従業員や警備員から110番通報されかねないので注意が必要。機動隊の警備車両も通る。各施設から成田空港行のバス利用者は、到着直前まで乗り場に出てこない。
画像←各地に芝山鉄道の延伸を願う看板が立つ(西鉄航空付近)

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