【西武バス】西武フラワーヒル

 西武フラワーヒルの正式名称は「新所沢フラワーヒル」で、西武不動産が昭和47年から分譲を開始した総戸数約600戸のニュータウンである。住民のアクセス路線として、昭和47年10月1日に新所沢駅~西武フラワーヒルを結ぶフラワーヒル線の運行を開始した。当時の新所沢駅は西口発着だった。西武新宿線の新所沢~入曽間の南入曽車両基地の近くに新駅を開設する計画もあったが、住民の反対によって頓挫してしまったという。
 現在、新所04(新所沢駅東口~花園~下富~十四軒~西武フラワーヒル、5.9㎞)は日中30分間隔で運行されている。西武系の住宅なので、責任もって住民の足を確保している。朝夕の一部は秋草学園高校を経由する。系統番号は同じで枝番が付かず、行先表示のみ「秋草学園高校」と入る(非経由は「下富」と表示)。非経由に比べて1.0㎞長い。深夜バスも運行されていない。かつては平日の日中は1時間あたり3本運行されていたが、現在は2本となっている。パターンダイヤにはなっていない。
 途中の花園までは新所01(新所沢駅東口~花園~ニュータウン中央~所沢ニュータウン)など、下富までは新所02(新所沢駅東口~下富~上赤坂~今福~川越駅西口~本川越駅)などと並行しており、途中の降りる利用者も多い。県道下富の交差点を左折し、富岡中央通りに分かれ、すぐに十四軒の信号を右折し、十四軒通りを走る。このまま直進すると秋草学園高校だが、ほとんどのバスは信号を左折してフラワーヒル通りへ向かう。秋草学園高校周辺は住宅地で、通学生以外の利用もあり、終日乗り入れてもいいと思うのだが。通学生は新所沢駅西口や稲荷山公園駅、東所沢駅などから西武総合企画が受託運行するスクールバスを利用している。
 しばらくは田園地帯の中を走り、ニュータウンらしい光景が見られるのは雪見ヶ原停留所付近からである。新所沢フラワーヒルの住宅は敷地が広々としており、駐車場も2台分止められる家も多い。月極駐車場も何カ所もあり、マイカー通勤者も多いようだ。狭山市内や川越市内の工業団地へはマイカー通勤が便利であろう。ショッピングセンター前停留所の前にはかつて西友があった。西友の閉店後は居抜きでスーパーが入ったものの、倒産して解体され、現在は空き地のままとなっている。奥の商店街も半分が解体され、美容院、接骨院、ロールケーキ屋などが数軒あるのみ。
 終点の西武フラワーヒルの折返し場には、乗務員休憩室と3台分(奥2台、手前1台)の待機スペースがある。折返し便が使用する程度だが、折返し時間は長くないので、直接乗り場に止めることが多い。川越営業所が担当していた頃は距離が離れていたので、同じく川越営業所担当だった新所02とセットのダイヤで中休を行っていたようだ。しかし、平成21年5月16日に所沢営業所が下富へ移転したことに合わせて、川越営業所から所沢営業所へと移管された。所沢営業所まで約1㎞なので回送となるダイヤが多く、西武フラワーヒルで中休を行うダイヤは少なくなった。
 西武フラワーヒルの折返し場のスタイル(入口に降車場、出口に乗り場、乗務員休憩室に加えて、中休可能な待機場併設)は、その後にできた西武柏原ニュータウン、入間扇町屋団地、並木通り団地、西武ぶしニュータウンも同じような形状となっている。
 フラワーヒル通りは所沢市大字北岩岡と狭山市大字北入曽の境界となっているので(折返し場は所沢市)、狭山市内循環バス「茶の花号」の「通勤通学コース」(入曽駅東口~東急狭山団地~西武フラワーヒル)と「入曽東コース」(入曽駅東口~西武フラワーヒル~あぐれっしゅげんき村~水押住宅前~入曽駅東口)が通り、西武フラワーヒル停留所が設けられている。このうち、「通勤・通学コース」は西武フラワーヒルで折り返す。
DSC_3524.JPG↑折返し場全景
DSC_3506.JPG↑ポール
DSC_3528.JPG↑発車待ちする秋草学園高校経由新所沢駅東口駅行
DSC_3768.JPG↑待機スペース。1台が中休を行っている
DSC_3517.JPG↑裏側からも歩行者は出入り可能。左側に駐輪場を設置
DSC_3511.JPG↑狭山市循環バス「茶の花号」のポール
DSC_3523.JPG↑フラワーヒル案内図
DSC_3753.JPG↑スーパー跡地は空き地のまま。左にショッピングセンター前停留所がある

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