【小湊鐵道】木更津営業所の移籍車

 平成30年は高速バスを衝突被害軽減ブレーキ装着車に統一するため、新車は高速用のみで、一般路線車は異例の中古車となった。西武バス、東急バス、神奈川中央交通で使用していた車両を導入している。特定車で九十九里鐵道とのトレードや、千葉中央バスやHMC東京、自家用からの移籍はあるものの、中古車販売会社を経由した購入は初めてと思われる。廃車発生品を流用したのか、社紋もきちんと装着されている。
 木更津営業所は2両の移籍車が配置されている。旧・木更津車庫は塩田営業所から分離・独立した際に、「千葉」から「袖ヶ浦」ナンバーに変更されたが、希望ナンバーを採用し、移籍車は5500番台となっている。
 2両とも木更津駅西口~三井アウトレットパーク~袖ヶ浦駅北口、袖ヶ浦駅北口~三井アウトレットパーク系統を中心に運用されている。
袖ヶ浦230 あ 55-01
 平成17年式の日産ディーゼルADG-RA273KAN(西日本車体)。元西武バスの「日産ディーゼルスペースランナーノンステップバス」。西武バスでは新座営業所に在籍していた「A5ー104」で、車外スピーカーが2カ所付いている。平成30年10月末から運用を開始した。バックアイが付いている。
 西日本車体製の路線車は、塩田営業所に「エアロスターS」の三菱PKG-AA274MANが配置されているので、それほど違和感がない。また、九十九里鐵道にも元西武バスの日産ディーゼルKL-UA452KANが投入されている。
 これに伴い、いすゞKK-LR233J1(袖ヶ浦230 あ12-20)が長南営業所へ転属した。
画像←木更津営業所初の中古車となった日産ディーゼルADG-RA273KAN

袖ヶ浦230 あ 55-02
 平成16年式の三菱KL-MP37FK(三菱ふそうトラック・バス)。元神奈川中央交通の三菱ふそうエアロスターノンステップバス。厚木営業所に所属し、社番は「あ34」だった。
 平成30年9月に廃車となって移籍し、しばらく神奈中カラーのままで塩田営業所に留置されていた。小湊向けに改造後、平成31年4月から運用を開始した。改造は最小限で、側面の行先表示が大型化され、運賃表示幕や「入口」「出口」の幕は埋められたものの、車内は神奈中当時のままとなっている。バックアイはなく、セーフティウインドーが付いていないので物足りない。側面の社名表記が車体となっている。
 神奈中からは「あ34」とともに、「あ36」と「お44」も同時に移籍しており、この2両は塩田営業所に配置されている。
 木更津車庫の頃、塩田営業所から三菱KL-MP37JMが転入してきたが、現在は長南営業所白子車庫に転出したため、久々のエアロスターノンステップバスの復活となった。ただし、移籍車は短尺となっている。
 これに伴い日野KL-HU2PMEA(袖ヶ浦230 あ14-12)が長南営業所白子車庫へ転属した。
画像←元神奈川中央交通の三菱KL-MP37FK。セーフティウインドーがないので物足りない

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