【日東交通】戸面原ダム

 戸面原ダム線(上総湊駅~環駅~関豊駅~戸面原ダム)の終点・戸面原ダム(とづらはらだむ)も秘境路線の一つだ。平成17年9月30日までは2往復が金束駅を結んでおり、鴨川日東バスの鴨川駅行に乗り継ぐことができたが、現在は全便が戸面原ダムまでに短縮された。
 ポールは降車専用はなく、上総湊駅方向のみ設置されている。天羽日東バス時代に新しいポールと交換されたばかりなので、「天羽」の上を隠して使用している。
画像←天羽日東バスの頃に交換されたポール

画像←ポールの後ろは待合室でなく、房総酪農連合会関豊第一集乳所

 バス回転場はその先、左折して真っ赤な長豊橋を渡った左側にある。砂利敷きの回転場の後ろには、立派な構えの十五区公民館と並んで乗務員休憩室が建てられている。乗務員休憩室は公民館より小さいものの、数人が横になれそうな大きさだ。部屋は畳敷きで、以前は泊まり勤務があったのかも知れない。留置車両の乗務員は車で移動していたので、長らく使用されていない。
 かつては戸面原ダムで2台留置していたが、平成27年4月1日のダイヤ改正で、早朝と夜間は上後までの短縮されたことから、戸面原ダムでの夜間留置はなくなった。合わせて、戸面原線と竹岡線の減便に伴う減車により、湊出張所のスペースに余裕ができたこともある。金束駅行があった頃も、戸面原ダムの少し先の岩井原でも1台が停泊していた。
画像←回転場全景。後ろが乗務員休憩室

画像←回転場を示す看板と謎の詰所

画像←天羽日東バス時代の看板

 回転場の向かって右側には、1坪ほどの用途不明な黄色い詰所がある。所有者は不明だが、黄色という派手な塗装は、明らかに周りの風景から浮いている。回転場を示す看板がいくつかあり、分社する前の日東交通で設置したもの、天羽日東バスで設置したものの両方ある。
 湊川の上流にある戸面原ダムは、昭和53年に竣工した灌漑用水用のダムで、長豊橋はその前の昭和48年3月に竣工した。したがって、戸面原ダム停留所も昭和53年以降に新設され、この回転場も停留所新設と同時に使用開始したようだ。それに合わせて、関豊駅折返し便が戸面原ダムまで延長されたと思われる。
画像←戸面原ダム。長豊橋㊧と2階建ての戸面原ダム管理事務所

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