【ちばグリーンバス】角栄団地線

 角栄団地線角栄01・志津駅南口~中志津~下志津小学校~南中野、2.3㎞)は、角栄建設が建設した角栄団地の住民のために、昭和43年9月に京成電鉄が運行を開始した。当初は佐倉営業所が担当していた。平成12年7月16日に佐倉営業所がちばグリーンバスに移管されことから、長沼営業所の管轄に変更となった花見川車庫が担当した。しかし、平成24年10月16日からちばグリーンバスに変更され、現在に至る。昭和59年3月30日にいち早く深夜バスの運行を開始したが、通勤利用者の減少から、平成25年12月16日で取りやめている。
 佐倉市統計書によると、平成20年3月の角栄団地線の年間利用者数は60万5,258人(深夜バス含む)だったが、30年3月は52万5,646人(ユーカリが丘駅系統も含む)と、10年間で13%以上も落ち込んでおり、先行きは芳しくないことが分かる。
 平成29年3月21日から角栄02(ユーカリが丘駅南口~西部保健センター~下志津小学校~南中野、2.0㎞)の運行を開始した。ただし、平日3往復のみとなっている。
画像←いすゞPJ-LV234L1(南中野)

 起点の志津駅南口には「オーケーストア志津店」(以前はイトーヨーカドー志津店)と「しづマイン」(東武ストア)があったが、隣のユーカリが丘駅前や国道296号線沿いの商業施設に押され、いずれも閉店してしまった。志津は佐倉市で一番開けていたような気がする。また、平成初頭に白銀ニュータウンや染井野などの開発が始まる前、角栄団地は佐倉市内で最も古く開発された住宅地であろう(昭和50年代に臼井駅周辺に王子台や、江原台などが開発された)。開発から50年が経過し、住民の高齢化が進んでいる。ところどころに「売家」の看板が付いた空き家や更地も見受けられる。日中のバス利用者は高齢者が目立つ。
 角栄団地は昭和52年に住居表示が実施され、下志津から中志津1丁目~7丁目となっている。角栄団地内に入ると、停留所間隔が短く、直線道路なので隣の停留所が見える。志津駅南口方向の停留所のポールは電照式で、上屋が設置されている。
 角栄団地の入口には中志津中央商店街(アイアイモール)がある。停留所名はショッピングセンターだ。御多分にもれず空き店舗が多い。ただし、人通りはそこそこあるし、朝市などのイベントも開かれている。
画像←中志津商店街の入口

画像←高千穂神社の鳥居

画像←高千穂神社の石碑

 停留所名にもある高千穂神社は、宮崎県の高千穂神社の唯一の分社となっている。「髙千穂神社神社由来之記」には「当神社は西暦一九四九年十月九州宮崎県西臼杵郡高千穂町官幣大社髙千穂神社にて、初代宮司森谷鉄五郎氏が、二十有余年の修行を積み、神のお告げにより、病める人、悩める人、農を営む者には豊穣を告げ、商を営む者には繁昌を告げ、数多くの人を助け、又九州髙千穂神社に、物、心、両面の援助をし、九州高千穂に於いても、数多くの人を助け、生神様と崇められ、茲に唯一の分社、下総国志津ヶ峰に、上記御祭神を祀り、建立す。」と書かれている。西暦表記となっているのは珍しい。敷地が角栄団地の区画に収まっている。
画像←牛ヶ窪停留所のポール

 「牛ヶ窪」という昔ながらの停留所名もある。中志津○丁目などと名乗らないところがいい。牛ヶ窪の由来を知りたいものだ。昔の「字」(あざ)であろうか。
 終点の南中野は角栄団地の中ほどにある。バス9台分の駐車スペースがあり、角栄団地線のほか、臼井線(京成佐倉駅~田町車庫~聖隷病院~臼井駅~東邦病院~志津駅)や、同社が運行を受託している東邦大学医療センター佐倉病院の送迎バスも回送で中休を行っている。
 バス停前には「中志津南商店街」があるが、約10店舗並んでいるものの、実際に営業している店舗は半分だ。小規模な商店街だが、最盛期はそれなりに賑わい、バスを降りて買い物してから家路に着く人も多かったのであろう。
画像←南中野の折返し場

画像←降車停留所から見た中志津南商店街。後方は乗り場

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