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zoom RSS 【JRバス関東】嗚呼、三里塚駅

<<   作成日時 : 2017/05/03 06:40   >>

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 JRバス関東の多古本線(八日市場駅〜多古台バスターミナル〜航空科学博物館〜三里塚〜JR成田駅)の三里塚には、貴重な「自動車駅」が残っていたが、惜しくも平成28年に解体された。
 三里塚は乗降客が多く、輸送上の拠点だったことから自動車駅があった。隣接する三里塚十字路は、千葉県道62号・成田松尾線(芝山はにわ道)と県道106号・八日市場佐倉線が交差する交通の要所となっている。県道106号線は旧国道296号線(成田街道)の旧道だが、現在でも交通量は多い。三里塚といえば成田空港建設反対運動で名高い。
 自動車駅は昭和44年に建築された2階建ての建物で、1階にきっぷ売り場と待合室、トイレ、2階に乗務員休憩室があった。国鉄時代末期に無人化されて1階が閉鎖後も、折返し便や夜間停泊(2行路)があり、乗務員休憩室のみ使用していた。「国鉄バス三里塚駅」の看板は、「国鉄」を「JR」に書き換えられたものの、薄くなって消えかけていた。
 平成27年6月20日のダイヤ改正で、三里塚始発JR成田駅行は全便が航空科学博物館発に延長され、三里塚での折返し便がなくなった。また、八日市場支店廃止・東関東支店新設と同時に、三里塚での停泊行路もなくなったので、解体はされるのは時間の問題だと思っていた。
画像←東関東支店新設後に交換されたポール

画像←自動車駅が解体された三里塚

画像←自動車駅跡地は更地のままだ

画像←三里塚に停車中の芝山千代田駅経由八日市場駅行

画像←駐輪場には「三里塚駅前」の名称が残る

 自動車駅跡地は更地のままだった。自動車駅があった頃、駐車スペースに3台が止まっていると構内が手狭に感じたが、駅舎がないと広々として見える。旧駅舎の出入口横にあった自動販売機は移設されている。
 乗り場の位置は変わっていない。時間調整するには、路上よりもバス専用スペースの方がよい。両方向とも上屋付きだが、八日市場駅方面に掲げていた大きな高速バスの案内は撤去された。看板の設置当初と比べて、運行回数などの内容が変わっていることもあろう。また、ポールは両方向とも交換されている。
 使わない建物を残していても、固定資産税がかかるので解体はやむを得ないのだが、国鉄バスの遺構がなくなってしまったのは寂しいものだ。バスを待つ人のために、1階の待合室を開放してほしかったが、光熱費や防犯カメラ設置による経費もかかってしまう。成田空港が近いので、過激派対策もあるのか。なお、公衆トイレは隣接する浅間神社にあるし、セブンイレブンで借りればよい。なお、館山支店管内でもここ10年ぐらいの間に、安房自然村駅、安房神戸駅、館山支店(事務所、整備工場)、安房白浜駅が相次いで自動車駅が解体されている。
 成田市が整備した「三里塚駅前自転車駐場」(駐輪場と書かれていない)は、名称ともども健在なのは何よりだった。ここに自動車駅があった唯一の証である。
 それにしても、自動車駅跡地はどうするのであろうか。更地のままではもったいないので、県に売却して三里塚十字路を改良し(舗道拡幅や右折レーン設置)、バスベイを設置した方が望ましいと思う。
画像←ありし日の三里塚駅(平成26年6月5日撮影)

画像←自動車駅の前で発車待ちするJR成田駅行(平成26年6月5日撮影)

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