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zoom RSS 【西武バス保存車】三角バス

<<   作成日時 : 2015/11/24 22:30   >>

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 昭和41年式のいすゞBF20(川崎航空機工業)。当時の社番は「A6−2466」。
 秩父営業所管内の中津川線(三峰口駅〜大滝役場〜中双里〜中津川・日窒鉱山)にある断面の小さいトンネルを通過するため、側窓から屋根を狭くした特注で、「三角バス」と呼ばれていた(実際は六角形である)。当時はバス黄金時代で、道路事情に合わせたバスを製造するだけの需要があったのだ。
 キャブオーバーエンジン(COE)で、ツーマン専用車のため中扉のみ。定員は40人。登録番号は「埼2 い 21−11」だったが、昭和53年に熊谷陸運事務所発足により、「熊谷22 か 99」に再登録された。
画像平成27年11月21日に飯能営業所で開催された「西武バス感謝祭」で展示されたいすゞBF20。昭和50年に廃止された「日窒鉱山」の表示

画像

画像←リアビュー。当時のローカルバスでは珍しく後部方向幕を装備。実際は「西武」に固定されていたようだ

 三角バスの2代目は、昭和31年に中津川線の中双里〜中津川間の路線延長に合わせて、ボンネット型のいすゞBX131が導入された。昭和39年に2代目となるキャブオーバー型のいすゞBXD20E(安全車体)に代替され、41年にこのいすゞBF20が増備された。西武バス最後のCOEバス。いすゞBXD20Eはこのほか、同期に4台導入されたが、いずれも標準の車体形状となっている。
 なお、中津川線は車両の老朽化とツーマン運行による非効率から、昭和50年3月31日をもって中双里〜中津川・日窒鉱山間が廃止され、三峰口駅〜大滝役場〜中双里間に短縮された。しかし、地元の王滝村からの強い要望に加え、埼玉県から道路改修と車両購入に全面的な協力があったことから、昭和53年9月1日に中双里〜中津川間が復活した。当面はいすゞBF20が使用されたが、ほどなくしてワンマンカーの三菱B623Bの導入に伴って同年9月中に廃車となり、バスファンによって動態保存された。昭和61年に再び西武バスの手に戻り、保存されている。
参考文献:「地域とともに−西武バス60年のあゆみ−」(平成19年、西武バス)ほか

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