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zoom RSS 【九十九里鐵道】片貝駅

<<   作成日時 : 2014/03/10 14:50   >>

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 九十九里鐵道の片貝駅は、昭和36年2月28日まで東金〜上総片貝間(延長8.6q)を結んでいた軽便鉄道の終点・上総片貝駅跡地である。廃止から50年以上が経ち、当時の駅舎やターンテーブルなど鉄道時代の痕跡はない。しかし、同社は鉄道なきあとも社名を改称せず、停留所名も「片貝駅」のままだ。
 上総片貝駅跡地には、バス部片貝車庫がある。東金市内の本社(東金営業所)は、貸切車が配置されていることや、小湊鉄道東金営業所が併設されて敷地が狭いこともあり、特急バスをはじめとした多くの車両が常駐している。ただし、片貝車庫には燃料スタンドがないため、給油は本社で行う。管理者が常駐し、夜間停泊も行われる。
画像←ポール

画像←事務所前で発車待ちする千葉駅行特急バス

 事務所は平成22年に建て替えられた。ポールはなく、時刻表は事務所の壁に手書きで書かれていた。建て替えに合わせてきちんとしたポールが設置された。
 広々した敷地を有効活用して、構内にバス利用者専用駐車場が整備された。
画像←片貝車庫全景。手前のポールは駐車場案内標識

画像←「片貝駅」の表示を出した日産ディーゼルU−UA440LSN。元小湊鐡道の車両

 千葉駅行の特急バスが1時間おきに発着しているのに対して、東金駅行の一般路線の発着は少ない。本須賀発着の出入庫が中心だ。県道25号・東金片貝線(片貝県道)の西の下歩道橋停留所まで出れば、片貝循環豊海線(東金駅〜幸田〜不動堂前〜サンライズ九十九里〜西の下〜家徳〜東金駅)と本須賀発着を合わせて1時間あたり1本運行されている。千葉駅の特急バスも東金市内のみの乗降ができる。
 ただし、西の下歩道橋自体は渡る人がいないことや、潮風で老朽化したことにより撤去された。ポールも「西の下」となっている。壁の「旅先案内人」の粋な看板は、片貝タクシーの営業所だ
 また、一つ手前の片貝駅入口のポールは、平成22年9月30日限りで廃止された袖ヶ浦市民バス「ガウラ号」のポールを再利用している。日東交通が受託運行していたが、なぜか小湊鐡道が引き取って、長南営業所に置かれていた。九十九里町内の停留所で再利用されているが、塗装が剥がれて「ガウラ号」当時の緑色が見えているポールがある。
画像←少し離れた「西の下歩道橋」停留所

画像←終点の手前の「片貝駅入口」のポ−ル。「駅入口」に省略

 九十九里町は廃線跡を「きどうみち」として遊歩道に活用している。一部の区間では線路を模したタイルとなっている。
画像←きどうみち(九十九里学園停留所付近)

画像←改築前の片貝車庫。車両は特急千葉駅の日産ディーゼルP−RA46TE(平成19年1月3日撮影)

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コメント(2件)

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私の母は、小さい頃に母(私の祖母)に連れられて九十九里鉄道に乗ったことがあったと言っていました。記憶の中に鉄道が消えていっても、社名として残しているのはいいことですね。駅という名のバス停も、当時を偲ぶことができます。千葉駅前で九十九里の特急バスを見かけますが、トップドアの車輌を見ていると、かつて小湊バスが運行していた急行茂原行を思い出します。
急行うち房そと房
2014/03/12 22:09
> 急行うち房そと房様
九十九里町では「ウナギの寝床」の廃線跡を、遊歩道に有効活用しているのはいいことですね。「鉄道が走っていた」ことを、いつまでも語り継いでほしいものです。片貝駅入口停留所から片貝駅までの道路も、ささやかながら「駅前通り」の風勢が残っています。
板橋バス太郎
2014/03/13 08:06

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