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zoom RSS 【茨城交通】浜田営業所に眠る廃車体

<<   作成日時 : 2013/07/09 08:10   >>

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 浜田営業所構内には、日野RV730Pの廃車体が置かれており、常磐線や大洗鹿島線の車窓からもよく見える。元貸切車で、路線転用に合わせて後扉の増設、方向幕の設置などを行った。前面方向幕の形状がユニークで、他車との互換性がない。「バスマガジン」第51号に掲載されている車両と同じだ。
 浜田営業所に配置された車両は、リクライニングシートを装備していることから使用路線を限定し、長距離路線の60系統・水戸太田線(浜田営業所〜竹隈町〜水戸駅〜五台〜菅谷〜太田駅前〜太田馬場)、61系統・水戸大宮線(浜田営業所〜三高下〜本町〜水戸駅〜大工町〜木の倉〜瓜連駅口〜大宮駅口〜大宮営業所)で運用された。限られたダイヤにしか入っていなかったと思われる。
 廃車後も奇跡的に解体されることなく、浜田営業所構内に鎮座し、後輩たちを見守っている…と書きたいところだが、後ろを向けているので背中を見せているようだ。前扉はベニヤ板で塞がれ(最近のことだと思われる)、増設した後扉からのみ出入り可能だ。車内はシートが向かい側に付け替えられている。流し台があるようで、非常口側はパイプ類が取り付けられている。最近は使用されている気配はない。
 廃車体を通常の事務所として使うことはできないが、東日本大震災のような大規模災害発生時に仮設事務所として役に立つと思う。非常用電源を備え、バッテリーや携帯電話の充電器、ノートパソコンなどを持ち込めるようにしておくのも一案であろう。
 東日本大震災では、携帯電話が通じない地域が多かった。バス事業者はライフラインを支える使命を果たすためにも、異常時の通話手段の確保など、大規模災害発生時のBCP(事業継続計画)について、本格的に検討する必要があると思う。
画像←窓扉はベニヤ板で閉鎖され、本当の「うしろのり」に

画像←貸切車らしい3連式テールランプはそのまま

画像←後付改造された正面方向幕が特徴

画像←側面にはパイプ類が取り付けられている

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしいです!!
高校の頃は毎日このバスで水戸駅まで通ってました。
今は茨城から遠く離れて暮らしていますが、ブログの
記事を拝見し懐かしくなっています。
最近、このカラーの復刻バスもデビューした様で、
茨交もこの2、3年で活発に変化していますね。
震災時の車両事務所利用は、今回の大震災時にも
実際に行ったみたいです。ネットの記事で読みました。
実際ライフラインの提供を続ける為にもBCPは重要で私の会社でも構築しています。
rush
2013/07/09 19:12
> rush様
BCPは第一に従業員の生命を守ること、その上でライフラインとして公共的使命を果たすためでもあります。バスは災害救助法が適用されるような大規模災害が発生した場合、営業中であれば乗客の安全確保、営業の中断後は政府や自治体の要請に基づき、被災者や非難住民を輸送する使命があります。そのためにも、携帯電話が通じない可能性を踏まえると、路線バスにも無線機の装備が必要かと思います。
東日本大震災では茨城交通も施設や車両が被災しましたが、大洗町で路線バスが津波の被害に遭わなかったのが不幸中の幸いだったと思います。
板橋バス太郎
2013/07/10 08:21

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