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zoom RSS 【天羽日東バス】関豊駅

<<   作成日時 : 2010/07/28 15:19   >>

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 関豊駅は安房鴨川〜上総湊間を結ぶ大山線の駅として、昭和2年3月8日に開業した。所在地は富津市豊岡で、安房鴨川から22.4キロ、上総湊から11.6キロ。現在は天羽日東バス戸面原ダム線(上総湊駅〜環駅〜関豊駅〜戸面原ダム)の単なる途中停留所に過ぎないが、かつてはバス駅としての機能を果たしていた。
 平成17年10月の戸面原ダム〜金束駅間廃止後に新しく交換されたポールは、上総湊駅方面にしか設置されておらず、往復で共用している。以前の古いポールは別々に立っていたはずだ。表は「上総湊駅方面」、裏は「戸面原ダム方面」となっており、さらに「戸面原ダム方面」の上には、「反対側でお待ち下さい。」のシールも貼ってある。
画像←関豊駅のポール。往復で共用

 停留所の前には、旧バス駅らしき朽ちた建物が残っている。建物の下に古びた長椅子があるほか、横にはバスが停車できるスペースもある。平屋の建物は木造で、窓枠はところどころ外れているが、一部はアルミサッシに交換されている。また、中の白いカーテンは比較的きれいで、宅建協会のシンボルである「ハトマーク」のステッカーも貼られていることから、数年前まで現役で使用されていたと思われる。柱には「運輸省免許 貨物自動車運送事業 千葉県貨物自動車協会之印」(社団法人千葉県トラック協会の前身)も掲げてある。
画像←かつてのバス駅らしき建物

画像←柱に掲げられた「貨物自動車運送事業」の看板

 看板は錆びており、果たして何の事業を営んでいたのか謎である。通運会社の貨物扱所にしては小さいし、向かい側には農協がある。路線の規模からみて、バス駅として乗車券の発売だけでは成り立たないはずだ。
 さらに、奥にも小さな部屋があるので、当時はバスが夜間停泊しており、運転手と車掌の宿泊施設だったのかも知れない。戸面原ダムに回転場が設置される前は、上総湊駅〜関豊駅間の区間便が設定されていた。区間便が戸面原ダムまで延長された昭和40年代後半から50年代前半までに、バス駅としての使命を終えたようだ。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
千葉バス太郎様へ
おはようございます。
毎日残暑厳しいです。
さて、先日、昔日東交通の路線バスの車掌をされていた女性が、私の治療院に来ました。
上総湊駅〜安房鴨川駅間の路線バスの車掌もしていたそうで、午後3時台の上総湊駅から安房鴨川へのバスでは、鉄道郵便を国鉄から預かりまして、途中駅にて、車掌が郵便局に届ける仕事があったそうです。私は、鉄道郵便輸送は知っていましたが、路線バスの郵便輸送は、初めて知りました。千葉バス太郎様でも、ご存知なバス郵便輸送の事例がございましたら、記事に取り上げて頂けましたら嬉しく思います。宜しくお願いします。
からたち
2010/08/22 09:32

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